年越し宗谷岬2024 その5 (宗谷→稚内)

長期ツアー
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爆音モーニングコールで起床

スピーカー「やっまたぁぁぁかくして ゆめがありッッッ」
僕「?!?!」

テントの外から、街宣車でも来たのかと思うレベルの爆音が響き渡る。
時刻は5時15分頃。思わず飛び起きて外に出ると、聞き覚えのある音楽がスピーカーから流れている。
ハートランドフェリーで流れていることでお馴染み「島を愛する」だ。

良い曲ではあるが、この音量はヤバすぎだろうと一同苦笑い。


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ほかのテント泊勢もわらわらと外に出てきて、最北端の碑に向けて何やら列を成している。
聞いてみると、どうやら干支キーホルダー待ちの列らしい。

まだ5時半で、キーホルダーも1,000人分あるので、少し気が早い気もしたが、
特にすることもないので列に並んでみる。

初日の出inてっぺん2024

寒い寒いと言いながら待つこと45分、会場に南極物語の音楽が響き渡る。
そして灯台の方を見上げると、たくさんの色とりどりの花火が打ち上がる。

粋な演出に思わず見入ってしまうと同時に、
今年は年越し宗谷に来て本当に良かったと確信する。

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1時間近く並んだ甲斐があり、無事干支のキーホルダーをGETする。
これを貰うためにテントで泊まってまで待って良かった←


キーホルダーを貰った時点で6時40分。まだ日の出まで30分ほどあったので、
軽く撤収準備を済ませたのち、自販機で温かいコーヒーを入手。

そして灯台のある丘の上に、僕たちは向かった。

気温は-10度となり、吐く息まで凍ってしまいそうななか、
みな一心に日の出が見られることを期待して東の方角を見つめ続ける。

だが、そんな願いも虚しく7時12分
日の出の時刻になっても依然として眼前の世界はただ白白としている。

悲しみに満ちた背中たち

撤収はスピーディーに

想像通りすぎる展開に笑い合いながらテントに戻ると、すでに多くの人たちが撤収作業を進めていた。
さすがは玄人ぞろいのイベントだけあって、終わりまでとてもスピーディーだ。

我々も負けていられないということで、爆風に煽られながらテントをしまう。

雪に降られながら適当にパッキングしたため、バッグが肥大化したものの何とか収納し終る。
そして近隣の自転車組全員が準備し終えたところでパシャリ。

札幌テレビのディレクターに見送られながら、一行は稚内に向けて旅立った。

エンドロール

昨日まで苦しめられ続けた北風が一変追い風となり、
宗谷岬から稚内までは、あっという間に駆け抜けることができた。

笑ってしまうほどスピーディーに稚内まで辿り着いたところで、
稚内駅前の定食屋さん”ひとしの店”でカニ丼をいただく。

商店街や駅前のお店は大半が正月休みとなっていたが、
このお店は開いていたので良かった。そして味もなかなか美味しい♪

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カニ丼で完走祝いをしたところで、相方とはここでお別れ。

また元気でな!

こうして人生で最も過酷な年越しライドが幕を下ろした。

装備紹介に続く

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